ようこそ平塚聖マリヤ教会へ

牧師からのメッセージ

カンタベリー大主教ラムゼーは、家族には家が必要だと語りました。

聖書があれば教会はいらない。屋外のほうが聖霊の働きが豊かだ。

そのように考える人々もいることでしょう。

しかし教会という建物は神の民にとって大切です。

私たちが神様によって教会に集められた時、この地上に教会が十全に実現していくからです。

この教会は、1923(大正12)年の関東大震災の翌年1924(大正13)年、平塚市内の借家にて伝道が始められ、

1926年(大正15年)に聖堂、牧師館、宣教師館を建築して教会を組織し、ショウ司祭が牧師として定住、

平塚聖マリヤ教会と称するようになりました。

1969(昭和44)年、現在地に、聖堂、会館、牧師館を建築し移転しました。

神の母聖マリヤの守護を受け、謙遜と服従をもって信仰生活と福音宣教に励んでいます。

聖堂はいつでも、静かにあなたをお迎えしています。

教会がはじめての方も、どなたもご存じなくても、どうぞご安心ください。

あなたが来られるのを、いつもお待ちしています。

司祭 バルナバ 大野 清夫(定住)

礼拝のご案内

日曜礼拝

主日(日曜日) 聖餐式 8:00~

           10:15~

      夕の礼拝 17:00~

 ※第2主日(日曜日)は「子どもとささげる聖餐式」

終日礼拝 (月曜日お休み)

平日     朝の礼拝 8:00~

        夕の礼拝 18:00~

当月の逝去者記念聖餐式 

   毎月第3木曜日 10:15~

祝日(教会暦)主要祝日および主日に優先して守る祝日 

        聖餐式 10:15~

上記以外の祝日 聖餐式 8:00~

結婚式、葬儀、七五三式、成人式、建築諸式(起工式や完成祝福)など、信徒でない方の諸式も執り行っています。 

お気軽にお問い合わせください。

活動・行事

聖歌隊

毎月第4日曜日 礼拝後1時間程度

どなたでもご参加いただけます


オルガ二スト・ギルド(礼拝での奏楽奉仕)

サーバーズ・ギルド(礼拝での祭壇奉仕)

オルター・ギルド(祭服や聖具類を整える奉仕)

6月のご案内

  1日(日) 復活節第7主日 教会委員会

  8日(日) 聖霊降臨日

 15日(日) 三位一体主日・聖霊降臨後第1主日

 19日(木) 6月逝去者記念聖餐式

 22日(日) 聖霊降臨後第2主日(特定7)

 29日(日) 聖霊降臨後第3主日(特定8)

 

7月のご案内

  6日(日) 聖霊降臨後第4主日(特定9) 教会委員会

 13日(日) 聖霊降臨後第5主日(特定10)

 17日(木) 7月逝去者記念聖餐式

 20日(日) 聖霊降臨後第6主日(特定11)

 27日(日) 聖霊降臨後第7主日(特定12)

所在地

〒254-0811 

神奈川県平塚市八重咲町23-7

連絡先

TEL&FAX 0463-22-1124

st.mary@mb.scn-net.ne.jp

<JR平塚駅からのアクセス>

東京方面の「東改札」を出て「南口」へ。 階段を降り、正面のロータリー(人魚の像の噴水)を過ぎて横断歩道を渡り、南~海岸方面へ。 最初の角(JAビル)を右へ。 最初の角(コインパーキング)を左へ。 最初の角(デンタルクリニック)を右へ。 左側に教会が見えます。 駅から徒歩3分ほど。

<車でのアクセス>

周辺は一方通行ですのでご注意ください。15台程度の駐車スペースがあります。近隣にコインパーキングがあります。

関連施設

 1923年(大正12年)9月1日、関東地方一帯を襲った大震災により湘南地方の町や村は形なきまでに破壊し尽くされました。この瓦礫の中から再び立ち上がり一歩踏み出そうとする人びととともに、湘南地方に神の国の福音を携え歩んでいこうとの願いから、1924年(大正13年)、現在の代官町に借家(第一講義所)して伝道を開始しました。

 半年後にはやや駅よりに新たに借家(第二講義所)、さらにその半年後にはその筋向かい、現在のJAビルが建つ場所に土地を得て、1926年(大正15年)に聖堂、牧師館、宣教師館を建築して教会を組織、R.D.M.ショウ司祭が牧師として定住し、「平塚聖マリヤ教会」(当時は漢字で「平塚聖嗎利亜教会」)と称するようになりました。

 その後まもなく、教役者・信徒のための修養施設を建築、吉澤直江司祭により「習静館」と命名されました。宿泊と小さいながらも図書館を備え、当時を知る聖職は「誰も思いもよらぬ建物で、教役者の学問と人格の向上のためにしばしばわたくしどもがここに集められ、大変に役立てられた」と述懐しています。

 太平洋戦争末期、1945年(昭和20年)7月の平塚空襲で宣教師館と習静館を焼失するも、間も無く迎えた終戦以降、焼け残った聖堂で礼拝を続け、戦禍によって傷つき行き場を失った人びとの心に福音のともしびを灯そうと、祈り、学び、伝道に努めました。

 南口の再開発・区画整理により移転の必要に迫られ新天地を求めていたところ、1969年(昭和44年)、現在地の八重咲町、日立製作所の創業者である小平浪平の別荘地跡(屋敷は上述の空襲で焼失)を得、聖堂・会館・牧師館を建築し移転。大村六郎氏(レーモンド設計事務所) の設計によるモダンな鉄筋コンクリート造の聖堂は、この年の神奈川県建築コンクールで県知事賞を受賞。

 大磯の「エリザベス・サンダース・ホーム」、「認定こども園あおばと」、「聖ステパノ学園」、平塚の「進和学園」、茅ヶ崎の「子どもの園」と、深い関りを持っています。


 日本聖公会(Anglican / Episcopal Church in Japan)は、英国国教会(Church of England)を母教会として世界に広がる聖公会(アングリカン・コミュニオン)のひとつの枝(管区)です。1859年(安政6年)、最初の宣教師が来日して伝道を開始、現在11の教区に分けられ、全国に300余りの教会と伝道所があります。

 関連施設として、国内(首都圏)には、立教大学(東京・池袋)、香蘭女学校(東京・旗の台)、聖路加国際病院・大学(東京・築地)、滝乃川学園(東京・国立市)、エリザベス・サンダース・ホーム(神奈川・大磯)、清泉寮(山梨・清里)など、多くの教育・医療・福祉施設を通じて社会の必要に応えようと努めています。